2008年4月8日火曜日

ボートメンテナンス 簡単な事

今回はエンジン(船外機)のメンテナンスではなく、
船体側のメンテナンスの説明をします。

魚釣りをしてボートを丘に揚げます。その時に必ず、ドレンプラグ(栓)を開けましょう。
ほとんどのプレジャーボートはFRP船体だと思いますが、このFRPは水分を吸収する特性を
持っている素材です。丘で保管している時に雨や湿気で水分が船体底に溜まるのを防ぐ為です。
丘で保管する場合、船台に乗せて保管するのですが、ドレンプラグを閉めたままだとボートに水が溜まり船台が重さに耐えられなくなりやがて「丘沈没」「オカチン」にするのです。

落ち葉やゴミがスカッパー(水抜き穴)を塞いだ時も最悪、丘沈没する場合があるので要注意です。

沈没まで行かなくても、厄介なことも起こります。
ボート本体に溜まって抜けていない水分は、その重さが負担になり
燃費が極端に悪くなります。それと、ボートの後ろ側に重心がかかりすぎて
とてもバランスが悪くなり危険になります。

メンテナンスというような大袈裟な事ではないのですが
このような簡単な整備、メンテナンス、ボートに対しての思いやりがあれば
普通に乗るよりボートの寿命は確実に延びます。船台の寿命も延びます。
ボートの整備にはプロに任せた方が無難なメンテと
私のような素人でも出来るメンテがあります。
今回のメンテナンスはまさに後者です。
めんどくさいけれど実践した方が◎です。

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